痩せるために脂質が役立つ理由が9つもある

数キロ痩せたければどうしたらよいでしょう。脂質を取らないことですよね。
これで痩せられると思う人は多いですが、大間違いです

逆に体重が増えてしまうこともあります。

脂質が重要だってことを知る前に、当サイトをお気に入りに登録してくださいね!

脂質は完璧ボディーを邪魔するベタベタした不健康な物質って思っていませんか?
でも、良い脂質と悪い脂質があるってことを知っていましたか?

脂質はタンパク質や炭水化物と共に三大栄養素の1つで、体が正常に機能するのを助ける重要なエネルギー源。

美しく強く健康でいたいなら、食事から脂質を除くことはできません

不飽和脂肪酸すべてに言えることです。
気を付けるべきタイプの脂質は飽和脂肪酸とトランス脂肪酸です。

過飽和されているため、人体に有害で体脂肪として体に蓄積されます。
ファーストフード・フライドポテト・焼き菓子・マーガリン、脂肪分の多い肉・パーム油・ココナッツオイルはNGリストです。

このような食品を食べることで、代謝がおかしくなるだけでなく、肥満にもつながります。
さらに悪玉コレステロールの上昇、循環器疾患・アルツハイマー病にもつながります。

でも、すべての脂肪が同じように作られているわけではありません。

オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸などの不飽和脂肪酸は、内分泌器と代謝に良い効果をもたらします。

健康な成人の標準な摂取量は1日当たり、50~80g。不飽和脂肪酸が豊富な食品を食生活に取り組むべきです。

不飽和脂肪酸の多い食品と言えば、魚やシーフード、ナッツ・ベジタブルオイル・豆・ひまわり・ごま・亜麻などの種類、かぼちゃ・トウモロコシ・ブロッコリー・カリフラワーなどの野菜、アボカドなどのフルーツ・シーバックソーン、ローズヒップ、カシス、卵、チーズ、ドライフルーツ、パセリ、ほうれん草・コリアンダーなどの葉物野菜。

それでは健康に良い、不飽和脂肪酸の接種が重要な理由を見ていきましょう。

不飽和脂肪酸の摂取が重要な9つの理由

01 脂質は肌のために重要

人間の皮膚は体の他の部分と同様、たくさんの細胞からできています。
そして、体中のすべての細胞の皮膜はオメガ3脂肪酸とオメガ9脂肪酸から成っています。

また、健康な皮膚細胞の皮膜は、老廃物を取り除き、水分と栄養素を保ちます。
この機能は、年齢と共に低下するため、食べ物からもっと脂肪酸を摂取し、維持する必要があります。

これらが体に十分に無いと、細胞代謝の制御が阻害され、細胞の再生が遅くなります。すると、肌が乾燥し、たるみ・炎症を起こします。

化粧は肌の上層にのみ効果があるために、問題を解決してはくれません。肌をすべすべに美しく健康に保ちたいなら、魚・ブロッコリー・植物油・ナッツなどを摂るようにしましょう。

2015年ブラジルとポルトガルの科学者が、肌の乾燥に対する、魚油の効果を研究しました。問題の解決に一役買うというのが結論!

02 脂質はホルモン分泌にも重要

脂質が不足すると特に女性に一時的な生理の停止である無月経などの生殖機能の問題を引き起こします。

これは女性の健康にかなり重要なエストロゲンとプロゲステロンの合成に必要なコレステロールを体が受け取っていない場合に起こります。

男性においては、脂質不足でテストステロンとコルチゾールの生成が低下します。

脂質は多くのダイエットに制限されるコレステロールの摂取源。人間の体は、必要量の80%のコレストロールしか作り出すことが出来ず、残りの20%は食事から摂るしかできないんです。

03 脂質は脂溶性ビタミンを体に届ける

水溶性のビタミンもあれば体に吸収されるのに脂質が必要なビタミンもあります。
だから脂質がなければ脂溶性ビタミンである、ビタミンA・D・E・Kが十分に摂取できないんです。

これらのビタミンは、それぞれが人間の体の中で重要な役割を持っていて、欠かせない存在です。

ビタミンAは、免疫システムを高めてエイジングを遅らせます。

ビタミンDは、健康な骨の組織の形成を助けます。

ビタミンEは、強力な抗酸化物質で、脂質酸過反応とフリーラジカルの形成を遅らせ、細胞をダメージから守ります。

ビタミンKは、正常な血液の凝固と骨の形成を促します。

04 脂質の摂取はコレステロール値を下げる

コレステロールは悪いものだと思われがちですが、そんな簡単なことでもないんです。

良い脂質と悪い脂質があるように、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあります。

善玉コレステロールは、ホルモンの合成や胆汁の生成に関わるため有益です。これを可能にするために善玉コレステロールは体中を駆け巡らなくてはいけません。

コレステロールは血しょうに溶け込まないので、それを運ぶのにタンパク質を必要とします。

善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスを維持することが重要で、脂のノッた肉、牛肉、豚肉、ハム、ソーセージ、缶詰肉などの加工肉などの動物性油脂は避けるべき悪玉コレステロールの摂取源です。

キートリー・メディカル・ニュートリション・セラピーのスコット・キートリー氏によれば、善玉コレステロールの摂取源は、低脂肪鶏肉、七面鳥、赤身肉、魚、ナッツ、種、植物油などです。

05 脂質は体を温める

部屋の温度や外の温度が他の人には調度良いのに、自分だけ冷えを感じることはありますか?

暑い日でも手足が冷たい、冷え性ですか?
これはあなたの熱交換機能がおかしくなっている証拠です。もしかして、脂質不足のせいかもしれません。

脂質量と体温維持能力には直接的な関係があります。
この状況を改善するために、アボカド・ベイクドパンプキン・オリーブオイル・ナッツをご自身の食生活に組み込みましょう。

06 脂質を摂取せずには痩せられない

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、本当です。
体重を減らすには、健康な脂質が食生活に含まれている必要があります。

リチャード・リー・フェイマン教授と、ユージンジャー・ファイン医学博士は、これに関する研究を2004年にニュートリション・ジャーナルに発表しました。

食事から単純糖質を減らして、良質な脂質を増やすと最も減量に効果的だと判明しました。

食事が大量の炭水化物からなっていたら血糖値が上昇し、体がより多くのインスリンを分泌します。インスリンが多ければ多いほど、脂質は体に貯蓄されます。

低脂肪食品には、たいてい砂糖の形でカロリーや炭水化物が大量に含まれています。すべてを制限しているのに目に見えた結果が出ない場合は、適正量のベーコン・卵・アボカドを食べてみてください。より速く体重を落とせます。

07 脂質でより長く満腹感を得る

いっつもお腹が空いているのなら、脂質不足かもしれません。これが慢性化すると、満足のいく食事をしても空腹を感じます。良い脂質には、飽和過程で良い効果があります。

脂質によってインスリン値を正常値に保てるんです。また血糖の急上昇、エネルギーの急落、炭水化物の吸収を回避します。

アバディーンのローエット・リサーチ・インスティテュートの発見によれば、良質の脂質を食べる方が、無駄な炭水化物や甘いスナックを食べるより、後で何か食べたくなることが少ないそうです。

素早く長時間空腹感を抑えるには、赤身の魚・豆腐・ゴートチーズ・クルミをもっと食べましょう。
アボカド・野菜・植物油はこの場合はそれほど効果はありません。

08 脂質がドライアイを改善する

目の不快・渇き・充血はドライアイの症状です。
乾燥した部屋で長時間パソコンを使ったからだけでなく、食事に脂質が不足していてもこの問題は起こります。

脂肪酸は、目を保護し潤いを与える涙膜の生成に影響を及ぼします。
だから目の自然な水分を欠いてしまうんです。

コンタクトレンズを付けている人にはより最悪です。
この問題を解決するには、カシス・脂の乗った魚・かぼちゃ・ブロッコリー・ほうれん草を摂りましょう。

09 脂肪酸は慢性的な疲労・気分変動・ストレスに効く

慢性的な疲労感、集中力の欠如、記憶問題、気分変動はさまざまな理由で起こります。

多価不飽和脂肪酸もその原因の一つです。
多価不飽和脂肪酸の摂取が脳の適正な機能に関係することは、神経科学・薬理学・生物学を専門とする、シルヴィー・シュローン教授(トゥール大学)によって証明されています。

脂質はニューロンの膜組織の一つで、神経伝達物質の合成・分泌・活動を刺激して、神経インパルスの伝導を改善します。

脳の活動を刺激するには、オメガ3脂肪酸が豊富なサーモン・マグロ・豆・シーフードを食事に加えましょう。

これらの食品はストレスと戦うときにも役立ちします。
幸せホルモンとして有名なセロトニンのレベルを上げてくれます。
健康な脂肪は炭水化物の吸収を抑え、血糖値の急上昇を回避するために、体が正常に機能できます。

脂肪を十分に摂らなかったら炭水化物を摂ってすぐ眠くなります。
だからアクティブでいるためにはナッツ・チーズ・卵などを摂取することをお忘れなく!

食事に脂肪が豊富に含まれていますか?

最後までお読みいただきありがとうございました。